皆さんこんにちは。神主のgofumiです。
今日は前回の続きをお話しします。
↓前回の記事
自己紹介〜神主の私がロサンゼルスで殺されかけた話①〜 - 神主gofumiの爆笑雑記ブログ
バックパッカーとしてアメリカを旅していた私は、真夜中0時にロサンゼルス駅に到着。
宿が決まっていなかったため、バスを降りてとりあえず駅構内をウロウロしてみました。
夜中のロサンゼルス駅はかなり物騒な雰囲気で、なんとも嫌な雰囲気、、、。
人はまばらで、ヒップホップが好きそうな黒人が何人か座ったり話したりしています。
完全に映画の世界です(笑)
「これ、かなりやばい状況じゃないか?」
嫌な予感が止まりません。
変な汗が噴き出してきました。
意を決して駅構内を掃除をしていたオバさんに話しかけてみると、こう言われました。
「こんな時間が宿が決まってない?あんた頭クレイジーなんじゃないの?HAHAHA」
…。はい、クレイジーです。
なんとかこの状況を打破しなくては、と焦っていた私は、たまたま歩いていた警察官に話しかけ、急だけど泊まれる宿をしらないか尋ねました。
すると…。
「HAHAHA!お前みたいなクレイジーなやつは初めてだ!」
「あそこにホテルが見てるだろ?そこはきっと泊まれるぜ!」
差別しないで教えてくれた警察官、ホントにありがとう!
だがしかし、その警察官が指差した先はかなり遠く、ホテルの看板が300メートルくらい先で光っていた…。
「遠すぎるけど…大丈夫かな。」
一抹の不安に襲われながらも、他にどうすることも出来ないので、歩き始めてみました。
真夜中のロサンゼルス…。
路地裏では黒人たちがなにやら話をしている…。
「これ、ホントに映画の世界みたいだ…。」
「話しかけられたら絶対に荷物とか盗まれるな…。というか、殺される?」
ビビりまくりながら歩く。
完全にオーラは消しながら歩いている。
他に歩いてる人は全然いない。さすが地球の歩き方で21時以降は全く別世界なので要注意と書かれていたワケだ。
しばらく歩くと、信号が赤になった。
信号無視したい気持ちを抑え、目立たぬように息をひそめた。
すると次の瞬間…
かなり後ろから…
「ピュー♫」
口笛の音が…。
「(やばいよやばいよー!神様ー!)」
信号が青に変わったので、私は早歩きで歩き出した。
口笛男が後ろでなにか喚いている。
「ジャーッップ!!!」
かなり後ろで私を呼ぶ大声が響いた。
「やばい!!!やばすぎる!!!!!」
全力でダッシュで逃げる。
後ろからなにか叫びながら黒人らしき男が追ってくる。
私は振り返る余裕もなく、全力で走った。
なんとかホテルに駆け込んだ私であったが、
黒人らしき男は中には入ってこなかった。
私は受付の女性に唾をとばす勢いで話しかけた。
「どんな部屋でもいいから泊めさせてくれ!」
「あいにく全部屋いっぱいよ」
「ええええ!それは困る!これでなんとかしてくれ!」
私は財布から10ドル札を何枚か突き出し、涙目で訴えた。
「…仕方ないわね。ウチは無理だけど、近くのホテルに電話してあげる」
そう言って、受付の女性は近くのホテルを取ってくれた。
「助かった…。」
私は全身の力が抜けてその場でへたり込んでしまいました。
しばらくすると、タクシーが入り口に迎えにきて、そのままホテルへと向かうことが出来たのです。
生きてるって本当に最高ですね!
ロサンゼルスでは夜出歩かないことが大切です!
おしまい。
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