こんにちは、霊感があって困っている神主のgofumiです。
さて、今回は霊のせいで私のマイカーから煙が出てきたお話です(笑)
「なんだそれ!ウケる(笑)」
という皆さんの期待の声が聞こえてくる気がします(笑)
何度かこのブログで不思議な体験談を書いていますが、
私の怖い話が密かに話題を呼んでいるようでして…。
嬉しいような申し訳ないような気持ちです(笑)
ちなみに神社では除霊はしていません!
あくまでお祓い・お清めという形でおこなっています。
…それでも、霊的なことがあると、やはり神社に相談される方が多いですね!
除霊専門ではありませんが、お祓いして問題が解決することが多いので、霊的なことでお困りの方はお近くの神社に相談されてもいいと思います。
さて、今回私が体験した話は…
冒頭でも書いた通り、『霊のせいでマイカーから煙が出てきた』話です。
この話は、そんなに怖くないのでご安心ください(笑)
さて、私がご奉仕している神社は地元で1番大きい民社ですので、多くのお祓いをしています。
その中には、除霊的なお願いもあります。。
今回のお話は、とある個人商店の店主の方からのお話
から始まりました。
「あの、個人で商店をやっているのですが、店先や倉庫に霊がいるようでして…。」
「霊感のある従業員も見たと言っていますし、その部屋の空気が変なんです…。」
「一度お祓いにきてくれませんか?」
…ということで、それ系のお祓いは同僚に押し付けられがちな私が出張して行くことになりました!(笑)
…そして当日。
『14時に現場の店にきてほしい』というお願いだったのですが、その前の仕事が早めに終わってしまいました。
「霊のお店着くの13時30分くらいになっちゃうなぁ…。」
「まあいいか!早めに行って近くで停車して時間調整しようかな。」
そう、考えた私は、13時30分に霊の出るお店の裏のわき道の道路に停車しました。
「20分間くらいスマホでニュースでも見ようかなあ…♫」
そうして、エンジンを付けたまま車の中でリラックスし始めた私。
そして5分ほど経過した時、事件は起こったのです…。
「シューーーーーーーーーウウーーー」
「え…?え?」
「シューーーーーーー!!!!!!」
「ええええええええええええええ?!!!!」
車の前のボンネットからめっちゃ勢いよく煙が!!!!!
「なにこれえええええ?!(アンガールズ田中風)」
しかも油が焦げたようなニオイが車内に充満してきました!
「これ絶対やばああい!!!」
すぐテンパっちゃう私はすぐにエンジンを止め、とりあえず外に出ました。
「これ車爆発しちゃうじゃないのコレーーー?!!」
何年たっても車の知識が免許取り立ての女子くらいしかない私。
すぐさま車から離れて爆発に備えました!(笑)
1分ほど固まって車を見ていると、煙は少し収まってきました。
そのあとすぐにいつもお世話になっている地元の車屋さんに電話しました。
「車屋さん!ぼぼぼ、ぼくの車から煙が出てきたんですよおおおお!」
「爆発しませんか?!どうしましょーーー!!」
そんなメンタル激弱な私に、包むこむような優しい声をかけて安心させてくれる車屋さん。
「大丈夫ですよ。爆発しません。今から車見に行ってあげます。どこにいますか?」
「スミマセええん!ありがとうございますぅ!
「今からお祓いする〇〇っていうお店の近くに停車してますので、お祓いしている間に見てもらえますか?」」
「わかりましたよ!」
そう言って、不安な気持ちがイッパイなまま、お祓いするお店に入りました。
こういうお祓いをする時は、神棚があれば神棚
の前で行うのですが、神棚がなかったので、神籬(ひもろぎ)という、神様を降神するための神具をまずテーブルに置いてご祈祷をします。
ちなみに、神籬の大きさは70センチくらいで、飾り無しのクリスマスツリーみたいな見た目です。
そして、テーブルに設置した神籬の前に米、酒、塩、水、野菜、果物をお供えし、お祓いを始めます。
…お祓いの祝詞を読み上げている時には特に異常なし。
ちなみに、私は霊が見えるわけではなく、霊がいると鳥肌が立ってめまいがしてきます。。
祝詞を上げたあと、大麻(オオヌサ)という、神主がよく振っているイメージのあるあの神具を用いて、各お部屋を順番にお祓いしていきました。
…そして、問題の倉庫に入った時…。
鳥肌ゾワーーーーーーー!!!!
はい、ここにいましたね(笑)
ファサッ。ファサッ。
オオヌサを振ってお祓いすると、気配がなくなりました。
そして次の部屋に行くと、
鳥肌ゾワーーーーーーー!!!!!
「(あぁ、高速で移動する系のやつだな)」
「…霊にも種類がいるようで、今回は私の経験上、人間じゃなくて動物系の足早いやつですね。」
そう店主さんに伝えました。すると、、、
「1番気持ち悪いのが、裏口なんです。裏口を出て、向かい側の家が変な感じがして…」
「なるほど、では裏口にいってみますね。」
そして裏口を開けた瞬間…
鳥肌ゾワーーーーーーー!!!
そして、目の前に私の車が停車しています…(笑)
「そういうことだったんか…。多分裏の家が原因ですね!鳥肌が止まりません。」
結局、お店をお清めし、裏の家から変な霊が多分来ているのではという仮説を打ち立て、お店に霊が入ってこれないように盛り塩してもらいました。
そして、一通りお祓いを終えた私は、煙が出ていたマイカーの元へ。
マイカーのところに、車屋さんが待っていてくれていました。
「僕の車どうでしたか?!」
「いやぁそれがね…どこもおかしくないんだよ。オイルも異常ないし…」
「ええええ?だって煙出てましたよ?」
「うん…焦げくさい匂いはするんだけどねぇ。なんともないんだよ。不思議だなぁ。」
「多分なんですけど…霊の仕業かもしれませんね…今このお店をお清めしたので…」
「そんなこともあるんだねぇ…」
そういって首をかしげた車さんは、帰っていきました。
きっと霊がお祓いされたくなくて、僕の車にイタズラして妨害したんだ思います。
わりと、そういうことってあるんですよ。
後日連絡すると、霊は大分収まったようです。
お祓いした効果があったんですね。
あと。盛り塩の効果も凄いんです。
今回のお話怖かったですか?
ノンフィクションですよ?
でも1番怖かったのは私ですよ!(笑)
みなさん、ビビりな私の応援をこれからもよろしくお願いします!(笑)
それではまた次回!
おしまい。
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