神主のgofumiです。
さて、今回は神社の話ではなく、女優の石原さとみさんの彼氏であり、SHOWROOMというサービス(アプリ)を立ち上げた若手実業家「前田裕二」社長に会った話をします。
皆さんの人生にもきっと役立つ話をたくさん聞いたので、共有しますね!
さて、私の住む釧路市で、11月2日から3日間に【エンジン01in釧路】が開催され、前田裕二社長も講師の1人でした。
そもそもエンジン01とは?↓
エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議は、各分野の表現者・思考者たちが日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に参集したボランティア集団です。 日本は既に誇るべき文化を持っていますが、新しい文化が生まれ育つ土壌がありません。 それを築くための方法論を議論し、実際に仕組みとするために行動する場です。
会場は釧路公立大学だったのでした。
100人を超えるたくさんの講師たちが、20教室くらいに分かれて何人かずつで講義をしてくれるスタイルで、参加者は好きな講義のチケットを事前に購入し、参加できます。
私は前田裕二社長が講師を務める講義に参加しました。
講義のタイトルは、『釧路で起業!なんでも起業』というものでした。
講師は3名。参加者は30名ほどが入る教室で行われました。
講師の3名は、まず、女優の石原さとみさんとお付き合いされていることでも名高い前田裕二社長。(イケメン)
経営コンサルタントの波頭亮さん。
ジュリアナ東京や六本木ヒルズの企画などを手がけたマーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさん。
この3人に、釧路でビジネスをされている方々が相談をするスタイルでした。
前提として、前田裕二社長って、どんな人か説明しますね!
前田裕二社長は1987年生まれで、早稲田大学→UBS証券→株式会社ディー・エヌ・エー→ライブストリーミングサービスSHOWROOMを立ち上げました。
幼少期にお母さんと8歳で死別し、お父さんは物心ついた頃からいなかったそうです。
貧しい生い立ちで、早稲田大学に入るための入学費用は、路上ライブで稼いだそうです。
私は前田裕二社長がSHOWROOMというアプリを立ち上げたキッカケを知って、大ファンになりました。
大学時代、初めての海外、夜行列車でインドを横断していたそうです。
その時に寝ていたら少年が近寄ってきて、服を引っ張って「お金をくれ」という感じでやってきた。
しかし無視する前田裕二さん。
しかしめげずに積極的にアプローチをしてくる少年。
その時もっていたバチというかスティックみたいなもので演奏を始め、うるさいし、さすがに寝ているふりするわけにもいかなくなった。
それで少年を灯りを点けて見てみると脚がなくて、上半身だけだった。その後、彼をよく見たら、列車の中を手で這っている…
その時にすごい電撃が走った前田さん。
なんらかの理由で脚がない少年。残された手で生きていこうとしている感じに感銘を受けた前田さん。
インドでは、物乞いのために親が脚を切ったりするそうで…。
インドにはまさにこういう子たちがいっぱいいたそうです。
「弱者が努力次第で這い上がれる仕組みを作りたい。」
その時は一生懸命バチを叩いて演奏をする彼に日本円でお金をあげたけれど、そのあと少年は他のインド人たちにホームに投げられて、お金を盗られてしまったそうです。
もしその電車のホームにライブ配信ができるブースを作ってあげて、横にATMマシーンを置いて、彼がもらった額に応じて引き出すことができれば、きっと、世界は変わるかもしれない…。
そのような想いから、パソコンやスマホからライブ配信および視聴を行えるストリーミングサービスであるSHOWROOMのサービスを始めたそうです。
このSHOWROOMは「投げ銭」と言って、画面に映っている人に誰でもお金をあげることが出来ます。
もちろん本当のお金ではなく、SHOWROOM上の仮想通貨を投げ銭するのですが、それを実際にお金に換金できるのです!(スゴイッ!)
今は、特に都会だと若い女の子は、このSHOWROOMでキャバクラみたいな感じで小遣い稼ぎをしているので、コンビニのバイトなんかは日本人はほぼいないそうです…。
路上ライブをしている売れないバンドマンも、SHOWROOM上で人気が出れば食べていけますね♫
…前置きがとても長くなりましたが、講義で前田裕二さんに聞いた話をお伝えしますね♫
前田裕二さんは、とにかく成功するためには【熱量】が大切だと言っていました。そのほかは発言をまとめます。
「なにをするにも、知識も人脈もない人はスゴイ努力で突破するしかない。戦略とか資本とかは関係ないし、この2つが必要なのは熱意の先の段階!」
「熱意があれば、たとえば地方で実業家として成功するなら1億円くらいなら誰でも達成出来る。」
「働く意味は、1日2、3時間しか寝ないであとはずっと仕事をしているし、仕事が自分にとっての人生そのもの。そういうパッションのある若者じゃないとダメだと思う。」」
「1ヶ月休みがあっても、今の仕事をやると思う。そのくらいの熱量を持てる仕事をやっていきたい。」
「血反吐を吐くまで頑張らないと成果は出ないと思う。背中を押して欲しい、と思ったことはない。自分から熱量を出していかないと。」
「事業の作り方は2つある。外をみて作ること、内をみて作ること。つまり、何が流行っているのか、そして自分の中の憤りや怒りをエネルギーにして頑張ることが事業を作る上で大切だ。とくに内をみて作ることが出来ないと、途中で頓挫してしまう。」
「今の時代は、ネット上で人間関係を作り、その人間関係がリアルの場にお客さんとして流れてくる。言い換えれば、コミュニティやソーシャルが関係性を作り、リアルな客になる。」
「時間がなければ仕事のペースをあげるか、寝る時間を削るしかない。週末の深夜2時にならないと原稿を書く時間がない…。」
「これからは組織ではなく個の時代。社長がしっかり考えを持っていれば、ブランドは作れる。」
最後に西川りゅうじんさんからのアドバイス。
「自分自身をメディアにすることがとても大切。ネットで見れば見るほどお店に行きたくなるもの。」
「昔の商店街のような、祭り感覚がとても大切だ。感じたら動きまくろう!」
「リアル店舗で今伸びてるのはドン・キホーテ。ドン・キホーテは祭りをやっているから伸びている。客を喜ばせることが大切だ。そのために、ドン・キホーテは各店舗の店長に責任を持たせて独自に考えさせている。」
…いかがでしたか?やっぱり今一番勢いのある若手実業家はスゴイですね。
神主の私も、熱量を持って努めていかなくては!
なにはともあれ、前田裕二社長の【人生の勝算】という本もとても面白いので、オススメです。
おしまい。また次回っ!
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