神主ゴーフミの爆笑雑記ブログ

北海道釧路市厳島神社の神主ゴーフミのブログです。明日職場や学校で話せる面白い話を書いていきます。twitter@gofumi3

神主の不思議な体験談〜胎内記憶・前世の記憶の話〜

こんにちは、神主のgofumiです。

 

さて、皆さん「胎内記憶」って知ってますか?

 

“生まれる前のお母さんのお腹の中にいる時の記憶”ですよね。

 

今日はそんなかんじの話です。

 

…さて、私には3歳の息子がいます。


ついこの間まで妻のお腹の中で泳いでたのに、もうこの世に生まれて3年も経ったのかと思うと感慨深いものがあります。

 

ところで、みなさんは胎内記憶ってあると思いますか?


お腹にいた頃の記憶は3~4歳頃に完全に消えてしまうそうです。
ということで妻が息子に初めて聞いてみたそうです。

 

妻「〇〇くんはお母さんのお腹の中にいたんだけど覚えてる?」

 

息子「うん!」


妻「ほんと?どんな感じだったの?」


息子「お父さんのオタマジャクシがいっぱいいたんだけどー」


母「そうなの!」


息子「ぼくはあかちゃんに変身した!」

 

…すごくないですか?
感動して泣きそうになりました。


受精卵になるまでの記憶とそこから人間の赤ちゃんに進化する過程を端的に表してくれました。
胎内記憶ってほんとにあるんですね。
もう少しおしゃべりできるようになったらまた聞いてみたいです。

 

不思議なことってあるんですね〜。

 

今も生まれる前の記憶ある方って、結構いるんですかね?

 

若干話がかわりますが…

 

“前世”ってあると思いますか?

 

前世の記憶がある友人を思い出したので、お話ししますね(笑)

 

…私は神主になるための学校に行っていたときに、その彼とは出会いました。

 

“A君と呼ぶことにします”

 

A君も私と同様、代々神主の家系なので、跡をつぐために神主の学校に通っていました。

 

私と年も近かったので、とても仲良くしていました。

 

…ですが、結構変わった子だったんですよ(笑)

 

A君は本当かどうかはまったくもって謎なのですが、なななんと“人の寿命”がなんとなくわかるそうです…。

 

これを誰かに言うと、かなりの確率で距離を置かれるので、本当に仲の良い友人にしかこのことを話さなかったそうです。

 

好きになった女の子に「おれ寿命わかるんだよね!」と言った時に100メートルくらいドン引きされて以来、トラウマだそうです(笑)

 

「…ち、ち、ちなみに俺の寿命って何歳?!」

 

私は当時、意を決して彼に聞いたことがあります(笑)

 

「いや〜gofumiは普通に生きるから大丈夫だよ!」

 

…ホッとした反面、“普通に生きる”って、長生きなのかどうなのかよくわかんないな…と思いました。(笑)

 

A君と私はお互いひとり暮らしだったので、よく銭湯に行ったりしました。

 

学校帰りにふたりでよく行く銭湯の前に、大きな橋がありました。

 

その橋を渡るまでは楽しく会話していたのに、橋を渡るときにたまに急に真顔になって押し黙るA君。

 

「また〜?やめてよ〜。」

 

「この橋、ほんっとヤバイわ〜。テンション下がるわ。」

 

その橋には人間じゃないのが沢山歩いてるらしく、それ系のやつとすれ違うときにテンションが下がるA君。(怖い)

 

私は極度の怖がりなので、そんな私を怖がらせようとしていたのかもしれません。

 

…そう信じたいです(笑)

 

そんなA君ですが、ある日39度くらいの熱を出したらしく、学校を休みました。

 

心配だった私は、風薬やポカリスエットを買って、学校帰りに看病しに行きました。

 

A君「…ゴホンゴホンッ…すまんなぁわざわざ。」

 

私「全然大丈夫だよ!ていうか、大丈夫なの?」

 

A君「こんな時に彼女が居てくれたらなぁ…。」

 

私「知らんわ!俺で我慢しろよな!感謝せいっ!」

 

そんなたわいもない会話をしながら、私はA君にポカリスエットを飲ませて、おかゆを作ってあげることにしました。

 

私「てか、キッチン汚すぎるんだけど…神主の卵たるもの、身の回りを綺麗にせいっ!」

 

A君「…うん…てか本当に具合わるくて死にそう…前もこんなことあったわ〜。」

 

私「風邪で死んでどうすんのよ!おかゆ食べたら寝なよ!」

 

A君「なぁgofumi、お前いつも優しいよな!前もそうだったよ…。今完全にデジャブだわ(笑)」

 

私「前って?」

 

A君「…前世ってやつ?前世から優しいんだよgofumiは。」

 

私「…は?…あのさー、お前さー、本当に病院行った方がいいよ?多分頭の病気だぜ?(笑)」

 

A君「親にもよく言われる(笑)でも覚えてるんだよね。俺、前世の時の記憶が若干残ってるシーンがあってさ…」

 

私「…(しーん)」

 

A君「その覚えてるシーンはな、江戸時代っぽい家の中で、俺が着物着て布団で横たわってて、俺もう死にそうなんだよ。多分死ぬところ?その時に横にgofumiがいて、なんか必死に看病してくれてんのよな。」

 

私「…まじか(笑)」

 

A君「うん…でも俺その時死んじゃったっぽい。」

 

私「ふーん…今回の風邪は脳に菌が入っちゃって、脳みそやられちゃったのかもしれんな…。」

 

A君「いや、これ本当の話!信じて!(笑)」

 

……そんな会話を思い出しました。

 

そんなA君も今や立派な宮司になり、結婚して、3人の子供のパパです。

きっと奥さんにもこんな話してないでしょうね(笑)

 

A君は嘘つきなのかどうかは置いといて、前世ってあるんでしょうかね?

 

神道では人は死ぬと“幽冥(ゆうめい)”という生きている人には見えない死者の世界で、子孫を守ると言われています。

 

神様になって、子孫を守るんですよね。

 

生まれ変わりについての神道の考え方ってあまりきいたことがありませんが、

 

私がいつもお世話になっている先輩の神主さんは、前世についてこう言っています。

 

「直感的に生まれ変わりはあると思う。そう思わない?多分何回も生まれ変わってると思うよ」

 

私も同感で、一回の人生で成し遂げるべきテーマが決まっていて、私の今回の人生のテーマは多分これ。

 

「神社を通して、今生きている人に元気を与えること。」

 

漠然とこれが使命なのかなーと、最近よく思います。

 

このブログを読んでくれているみなさんにも、神社に興味を持ってもらったり、元気になってもらえたら嬉しいです♫

 

みなさんにもきっと今回の人生の使命があると思います。

ぜひ、考えてみてください

…おしまい。

また次回ッ!

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